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釜石大観音建立
仲見世リノべーションプロジェクトの発足
釜石大観音建立・仲見世通りの賑わい
1970年に建立された釜石大観音。釜石市を象徴するスポットの一つであり、ランドマークとしても広く認知されています。釜石大観音を建立した石応寺が、山林だった土地を買い取って、門前町として仲見世通りを分譲し、昭和50年ころに現在のような商店街となりました。今現在はさびれた鉄骨や破れたテントに目がいってしまいますが、赤茶色の瓦屋根、土色の外壁、2回の格子窓のデザインが統一されており、通りの軸線上には、釜石大観音が見える軸線のデザインともなっています。
当時の仲見世通りは、観光客を迎えるために20を超える飲食店やお土産屋が軒を連ね、観光バスが何台も並んでいたこともありました。下記の写真は炎の祭典という釜石大観音のひとつの式典の当日の写真ですが、多くのお店が営業しており、軒先には多様なお土産が並び、たくさんの人達がこの仲見世に集っている様子がわかります。このことからも、賑わいの場所、そして釜石のシンボルとして広く浸透していたといえます。

仲見世リノベーションプロジェクトの発足